【開催日】2014年11月26日
近年「心の教育」の重要性が指摘され、その具体的な方策として「朝の読書」を実践する学校が増え、いまや全国で2万7千校余を数えます。しかしながら、いつの時代でも問われるのは「数」ではなく「質」そのものです。
「朝の読書」運動が林公、大塚笑子両先生により提唱・実践されてから26年が経とうとしています。この間「朝の読書」が実施されている現場では、何が変わり、何が変わらないのか。また何を変えてはいけないのか、大塚先生による講演から、その「原点」を再度確認するとともに、「朝の読書」を捉え直す良い機会にしていただければと存じます。
(株)トーハン主催「図書館ブックフェア2014」埼玉会場開催の同日に下記講演会を開催いたします。皆さまのご参加、お待ちしております。
朝の読書推進協議会理事長。
岩手県生まれ。千葉県・元高校教諭。東京女子体育大学卒。
1988年、林公教諭の「朝の読書」理論をいち早く理解し、学校の意見がまとまる前に自分のクラスで実践、大成功を収めて全校一斉への道を開いた。「朝の読書」最初の実践者。現在はその経験より全国で「朝の読書」の講演活動を行っている。
2000年、永年の「朝の読書」運動が評価され、「平成12年度(第30回)野間読書推進賞子ども読書年記念特別賞」、2001年「第35回新風賞特別賞」、2003年「社会貢献者表彰」、2007年「第1回髙橋松之助記念朝の読書大賞特別賞」を受賞。
著書に、『朝の読書 はじめの一歩』『朝の読書 希望への一歩』(いずれもメディアパル刊)がある。